ALWAYS四丁目 ギドラのお城

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こち亀で読むエンタメ史 竹ひご模型飛行機

両さんの時代 「こち亀」で読むエンタメ史

昭和32年(1957) 竹ひご模型飛行機

駄菓子屋の軒先に吊り下げられていた、組み立て式の模型飛行機。

子供たちは校庭や広場で、その飛距離を競い合うことに熱中した。

 

昔は駄菓子屋や文房具店の店頭に、四角く細長い紙袋がたくさん吊るされていました。「赤トンボ」とか書かれた中身は、模型飛行機の組み立てキット。ゴム動力でプロペラを回して飛ぶ仕組みです。僕(秋元治)もよく作ったし、学校の授業で組み立てることもあったんですよ。完成したそれを校庭や広場で飛ばして、飛距離を競うのが当時のポピュラーな遊びだったんです。

キットといっても素材の細木と竹ひご、それにプラスチックのプロペラと車輪、「ニューム管」と呼んでいたアルミニウムの接続用パイプやゴムひもが入ってるだけで、一から自分で作らなきゃいけない。設計図どおりにまず細木で骨組みに薄紙を貼るんですけど、シワクチャになってもプゥッと水を吹きかけておくのがコツで、乾くとパンパンに張るんですね。

そうやって手間をかけて作っても、飛ばして墜落すれば簡単に壊れるし、飛びすぎるとそのまま「さようなら~」(笑) 土手で飛ばせば川に落ちることもあるし、こうなると灯籠流しみたいなもんですね(笑)

こち亀にも描いたことがあるんですが、資料にしようと模型飛行機を売っている店を探し回ったのに見つからない。ようやく見つけたのは、なんとうちの近所のプラモ屋でした(笑)

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私も模型飛行機をよく飛ばしたものでした。でも作るのは下手なので飛距離は出ないし斜めになって飛ぶし・・・(笑) 上級生が作ったものは高く長く飛ぶので羨ましかったです。幼稚園児の頃の目線で見ると遥かな上空を飛んでいるように見えたのですね。

 

クイズ合戦印象に残った問題を挙げる締切りが本日(22日) の午後11時です。まだ選んでいない人はお急ぎ下さい。普通のコメントでも内緒コメでも構いませんので。現時点ですでに出題した全員が選ばれています。多い人は3票も獲得しています。これで最終順位が決まるので大事なんですよ♪