3日から高知市役所が新庁舎を全面開庁してすべての部署で業務を開始しました。平成23年6月に南海地震対策調査特別委員会を設置して、24年4月に高知市庁舎耐震化設備検討委員会も設置。28年6月から新庁舎建設工事を進めていたのが昨年11月に完成して移転が完了したのです。12月28日に落成式を行い、29日に市民見学会が開かれたので参加しました。その時に撮った写真です。
ロビーには県内の木材がふんだんに使われています
新庁舎は鉄筋鉄骨コンクリートの地下1階地上6階建て。延べ床面積は3万2,420平方メートル。1階は中央窓口センターの他、保険医療課、障がい福祉課、情報公開・市民相談センター、コンビニ(ファミリーマート)などを設け、死亡時の手続きを一括で案内する「おくやみ窓口」(仮称)が新設されました。
2階に一般の人も利用できる食堂 100席以上あります
地下は駐車場(155台収容)。2階には市民も利用できる食堂(平日午前11時~午後2時)が入ります。土佐和紙や県内の木材を使って暖かで重厚な雰囲気のロビーをはじめ、各所に工夫を凝らしています。総事業費は約177億4000万円で高知市としては大きな事業でした。
エレベーターは2基並んだのが2ヶ所に 隣に階段があります
地下へ降りるとすぐ駐車場の出入り口 明るいです。旧庁舎は暗かった(笑)
トイレも設備が整っています
ロビーの横の部屋に新庁舎の模型が置いてありました 正面は東向き
見学会の日は3階までしか開放されませんでした。食堂はいつか利用してみたいですね。ロビーの横のもう一つの部屋では市役所の歴史を紹介する展示物が。旧庁舎は昭和33年(1958)に開催された南国博覧会の第三会場の後利用だったので61年ぶりの建て替えです。職員も心機一転して業務に励んでくれる?(笑)
見学が終わって外に出ると夕方でした
新庁舎の右(北)が県庁です その後ろに高知城