高知では3月4日から春の大イベント「土佐のおきゃく」が始まりました。「おきゃく」とは、土佐弁で宴会のことを指し、料理、酒、歌、踊り、アート、スポーツといったさまざまなジャンルの趣向を凝らしたイベントが高知市の中心街各所で次々と催されています。
「土佐の夜楽 昼楽 深夜楽」、お座敷体験、よさこい鳴子踊り、音楽ライブ、街路市などが行われ、料理を囲み、酒を飲み、歌や踊りを楽しむ土佐特有のもてなしの文化に触れることができるのですね🎵
その催しの一つで土佐独特の食文化である「皿鉢(さわち)料理」の継承と、調理技術の向上を目指した「南国土佐皿鉢祭」が、コロナ過で中止されていたのを4年ぶりの開催となりました。
「皿鉢料理」は、婚礼などの慶事で客人を招いてもてなす酒宴には欠かせない伝統料理で、直径40cmほどの大皿に旬の幸を豪快に盛り付け、好きなものを好きなだけ食べるスタイルです。この催しは昭和43年に始まり、回を重ねるごとに自らの料理にテーマを課すことで研鑽を重ねてきました。匠の技が結実した和食、洋食、中華の「皿鉢」が一堂に展示されます。ご覧下さい!
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