ALWAYS四丁目 ギドラのお城

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こち亀で読むエンタメ史 国産プラモデル1

久しぶりに昭和の子供史を振り返る両さんの時代です。

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両さんの時代 こち亀で読むエンタメ史

昭和33年(1958) 国産プラモデル1

1960年代は国産プラモデルの黎明期。第二次世界大戦の軍用機や

軍艦のモデルのコレクションが、男の子の間で流行した。

 

(秋本治) が小学生の頃の船の模型というと、まだ木製のモデルでした。誕生したばかりのプラモデルに混じってまだ木製のモデルがあって、そのほとんどが船だったんです。それだけに1959年に発売された伊号潜水艦のプラモデルを見た時には、自動で浮き沈みするっていうんで凄く憧れましたね。ただ30円とか50円のミニプラモを買っているような子供には、高くてとても手が届きません。

ところが親戚のお兄さんがたまたまそれを持っていたものだから、もう欲しくてたまらなくてね。そうしたら遊びに行った帰り際に、それを僕にくれたんですよ。そりゃあもう嬉しかったんですけど、大事に持っているかというと、結局は無くしてしまう。潜水艦だから池なんかで潜らせていると、最後には戻ってこないというわけです(笑)

潜水艦プラモはそれからも「サブマリン707」に出て来た「ジュニア」とかいろいろ買いましたけど、どれも動くものばかりです。やっぱりリアルさよりも動くもの、ギミックが多いもののほうが僕は好きなんですね。

だから船のプラモデルといえば潜水艦で、「大和」みたいな戦艦だとほとんど飾っておくしかない。しかもそういう船は倒れるとパキパキあちこち折れるから、そうすると飾る気もしなくなって、だんだんゴミの仲間になっていったりするんですね(笑)

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私も船のプラモデルはいくつか作って遊びましたが、秋本氏とは逆に動くものよりもリアルなものを飾りたい派でした。しかしリアルになるほど作るのが難しくなって・・・上手く作れない私は程ほどのレベルのもので満足するしかありませんでした(笑)

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